外壁塗装を行う際には下準備が大切です。下地処理、下地調整などと呼び、外壁塗装の中で最も重要な工程と言えます。この工程をしっかり行わずに外壁塗装をすると、耐久性が低下してしまいます。

例えば外壁に付着した汚れをきちんと落とさずに新しい塗料を塗ると、汚れが塗料の浮きや塗りムラの原因となり、はがれやすくなってしまうのです。

また、付着している汚れだけでなく、既存の塗料をきちんと落とさずに上塗りしても同様の現象が起こります。どれほど耐久性に優れた塗料を使用しても、下地処理をきちんと行わなければ、塗装がはがれやすく耐久性の低下につながります。

外壁塗装における下地処理は、主に3段階です。まずは、高圧洗浄で外壁に付着した汚れやサビ、藻、古い塗膜を落としていきます。次に、高圧洗浄では落とせない外壁塗膜をケレン作業で落としていきます。汚れの状態に合わせて1種～4種までの段階がある作業です。

軽めの汚れならブラシや紙ヤスリを使用する4種を、それでも落とせない場合はナイロンスポンジやワイヤーブラシを使う3種、電動工具を使用する2種と試していきます。それでも落とせない場合は、化学薬品を使用する1種できれいに仕上げていきます。その後、外壁にひび割れがあればクラック補修を行って下地処理は終了です。

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外壁は常に紫外線や酸性雨といった刺激を受けています。塗り替えの際には確実に下地処理を行い、汚れをきれいに落としたうえで進めることが重要です。

施工内容や費用のことなど、【松田美装】の外壁塗装が気になる方は、お気軽にお問い合わせください。